- 1日30分読書しようと思っても続かなかった
- 定期的にランニングを始めようと思っても続かなかった
- ダイエットしようと思っても、つい食べ好きてしまった
誰でも一度は、このような体験をしたことがあるのではないでしょうか?
明日から頑張ろう!と思っても、いざその明日になるとどうにもやる気が出ない。また明日から頑張ろう…の繰り返し。そんな自分が嫌になって自己嫌悪になっていませんか?
この記事では「なぜ人は習慣化しにくいのか」「どうやって習慣を作っていくべきか」などに焦点を当てて解説していきます。
最後まで読めば、今から未来へ向けて習慣化ができるようになります。ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
人はなぜ習慣化していくことが難しいのか?
人はなぜ習慣化していこうと思っても、途中で挫折してしまうことが多いのでしょうか?
「現状維持」と「やる気に頼って行動」について解説していきます。
人は「現状意地」が心地いいと感じやすい
人は誰しも、現状維持が心地いいと感じやすいです。
決してあなたがダメな考えではなく、むしろこの考え方のほうが自然なのです。新しいことを始めようとすると、自分の生活習慣やリズムを改善しないといけません。
人は、現状維持から外れるとストレスが強く感じる仕組みになっているのです。
やる気に頼って行動しようとしている
新しい習慣を作ろうとすると、人は「やる気」に頼りがちです。
もちろん、やる気に満ち溢れているのは素晴らしいことです。しかし、それでは長続きがしにくくなります。
どういうことか、というと「やる気」は不安定になるケースが多いからです。昨日はやる気に満ち溢れていたのに「今日は天気が悪くテンションが下がり、やる気もなくなってしまった…」という状況にもなりかねません。
せっかく「頑張ろう」と思っていることがあるなら、まずは仕組みから変えていくべきです。
習慣化するには「仕組み」から整える!3ステップで解説
仕組みから変える、とは一体どういうことなのか。
ここでは「習慣化のハードルを下げる」「今の生活習慣にプラスしていく」「見える化する」の3点に絞って解説していきます。
①習慣化のハードルをできるだけ下げる
習慣化のハードルは、できるだけ下げるようにしましょう。
たとえば、次の2つならあなたはどちらを選びますか?
- A.毎日5kmランニングする
- B.毎日歩いてでもいいから家の周りを一周する
ほとんどの人が、Bの選択肢を選ぶはずです。
今までランニングをしてこなかった人が、いきなり毎日5km走ろうと思っても、それは無理な話です。無理な習慣は、誰でもすぐに挫折してしまいます。
このように、小さな習慣から少しずつ積み重ねていく習慣化作りを心掛けていきましょう。
②今の生活習慣に「プラス」していく
続いては、今ある生活習慣に「プラス」していくという環境作りが大切です。
先ほどのランニングと同じように、体を動かす習慣作りを目指しているとします。
- 歯磨きをしているときに「アキレス腱を伸ばす」「屈伸運動」をする
- テレビを観ているときに「前屈ストレッチ」をする
- エスカレーターではなく、階段を利用する
このように、少しずつできる範囲で生活習慣にプラスしていくのが効果的です。
今ある生活習慣に少しずつ足していけば、やる気に頼る習慣とは違い継続がしやすくなっていきます。
③できたことは「見える化」して達成感を高める
小さなプラスでも、できたこと「見える化」しましょう。視覚的に達成感を高めることによって、モチベーションも継続しやすくなります。
では、「見える化」とはどうすればいいのでしょうか?答えは非常に簡単です。
- できたことを紙に書き出す
- カレンダーに○を付ける
- スマホの習慣アプリを活用する
これだけなら「私にもできそう!」と感じた人は多いのではないでしょうか?
見える化すると、日を重ねるごとに自分への自信も付きやすく、さらに継続力が高まりやすくなります。
完璧主義を捨てると習慣は作りやすくなる
人は一度設定した目標を達成できないと「自分はなんてダメなんだ」と考えやすくなります。
「完璧主義を捨てる」という考え方を解説しながら、もっと気軽に目標設定ができるように考えていきましょう。
0か100だけで考えない
家の周りを一周歩く、という設定をしたとします。しかし、体調が悪かったり気分が乗らないと「自分はこれだけハードルを下げても達成できないダメな奴」と考えてしまいます。
ここでは「家の周りを一周歩くこと」ができたら100点という設定になっています。
- ジャージに着替えた
- 運動靴を履いて外に出た
- 50m歩いてみたけど、寒くて帰ってしまった
というこれだけでも、100点でなくとも0点ではないのです。
明日から、また少しずつ今日よりも1点でも多くなっていれば大成功です。こういった考えを持つようにすると、自分をネガティブな感情にせず習慣化しやすい思考になっていきます。
習慣化できない場合は仕組みが間違っている
それでも継続ができない、という場合は「習慣化する仕組み自体が間違っている可能性」があります。「良い悪い」ではなく、あなたにとっての習慣化が合っていないだけなのです。
その場合は「この習慣ならできるかもしれない」というサイクルを回し、自分に合った習慣を探し続けてみましょう。
誰にも「合う、合わない」があるのはごく自然なことです。失敗を繰り返すことによって、小さな習慣が形になっていくはずです。
【まとめ】習慣化するには日々の積み重ねが大切
どんな習慣でも、日々の小さな習慣化が大切です。
この記事では、以下の3つについてお伝えしてきました。
- 習慣化のハードルを下げる
- 今の生活習慣に「プラス」していく
- できたことは「見える化」して達成感を高めていく
誰でも、いきなりハードルを高く設定しても挫折します。
挫折するのを前提に、小さなハードルを少しずつ高くできるように習慣化を身に付けていきましょう。


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